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[C339]

更新お疲れ様です。
久しぶりに一番乗りです。いいことあるかも。

そうか、もうそういう季節でしたね。
なのはさんからのチョコ欲しいなぁ。
機動六課の隊員ならもらえるかもしれないが、あの訓練には耐えれないだろうな(汗
しかし、バレンタインの話があるということは来月はもちろんあれですよね?楽しみです。
それにしてもティアをみるの初めて(?)いや、ひさしぶりのような・・・
  • 2009-02-09
  • ガイスター
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[C340]

更新分読みました。一色十色です。
やはりこの時期はバレンタインSSにかぎりますね~。まぁ、去年の私は何を血迷うたか豆まきSSを書いていましたが。
とはいえ、ティアナさんには是非ヴァイス氏にツンデレ満載で渡して頂きたかったのですが、それは脳内妄想で補充します!

「あ、余ったから渡すだけで、ヴァ、ヴァイス陸曹のことが好きだとか、そんなんじゃないんですからね!」

という感じに。

次回の更新も、楽しみです!
  • 2009-02-09
  • 一色十色
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[C341]

>ガイスターさん
一番乗りありがとうございます。
そうですよね、なのはさんにお近づきになるには、あの訓練を乗り越えなければいけないんですよねー。
その先にも金髪の美少女が立ちはだかってますし。いやそれはそれでいいことで(バリバリバリ)!

来月は男性が頑張る番ですね。ひょっとしたらご想像通りのエピソードになるかもしれません。
彼が平穏に過ごせますように(笑)。


>十人十色さん
バレンタインですよねーといいつつ、今年のは随分と甘さ控えめなわけですが(笑)。
節分、素敵じゃないですか!むしろそれでザフィーラが(略)。

ティアナとヴァイスは結構いい関係ですよねー。
そんなに可愛く渡されたら、本当に男女の関係が始まってしまうかもしれません(笑)!
スバル「と、とっちゃダメー!」

[C342]

作者さん、こんにちは。

バレンタイン小説、読みました。最初に、ビターな味わいがして、後から甘い味がしてきた素敵なバレンタイン小説(チョコ)を有難うございます。後、さすが、なのははパティシエの娘だけあって良い腕ですね。最後に、これからも頑張ってください。
  • 2009-02-14
  • ランスロット
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[C343]

>ランスロットさん
ありがとうございます。
去年が徹頭徹尾あまーい話だったので(笑)、今年は違う雰囲気のものを書いてみました。
なのはさんは男らしいところが強調されがちですが、こういう母性も彼女の魅力かなと思います。

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プレゼント・フォー・ユー

「――よし」
 少女は、束ねられた髪を鏡で見つめ、一つ頷く。黒の髪留めでまとめたその髪型は、まるでバリアジャケットをまとった時のようで、否応にも気が引き締まる。
「ティアナ、準備は大丈夫?」
「あ、はい!」
 キッチンから顔を出した女性、高町なのはに、彼女は条件反射的に返事をして、慌てて駆け寄る。ヴィヴィオがティアナを出迎えるように、満面の笑みを向けた。
 ここは、機動六課内の所員寮の一室。なのはとフェイト、そしてヴィヴィオの三人が住む部屋である。オフシフト――つまり休暇中であるティアナは、バリアジャケットの代わりにエプロンをつけ、指導教官であるなのはの師事を仰ごうとしていた。
 事の始まりは、わずか2時間ほど前にさかのぼる。
 寮の前で大きな手荷物を持っているなのはを見つけたティアナは、当然のごとく手伝いを申し出た。
「うーん……そうだね、お言葉に甘えようかな」
「ええ、大いに甘えてください」
 ティアナに紙袋を手渡しながら、なのはが大荷物の事情を話す。
 彼女の故郷では、この季節に愛しい異性に贈り物をする習慣があるらしい。そのプレゼントの中身が、これらの荷物だというのだ。
「ということは、つまり――」
 つまり、なのはは贈り物をするような「愛しい相手」が存在する、ということなのだろうか。
 口にしかけた言葉を慌てて押しとどめ、ティアナはその相手を想像する。
(――相手はスクライア司書長、かな)
 ティアナの知っている範囲で推測できそうな人物は、それぐらいしか思い当たらない。フェイトやヴィヴィオも含めて、彼とはよく会っているらしいから、似つかわしい気はする。
 無論、他にそういう人がいたとしても全く不思議はない。機動六課の隊長たちが才も色も有り余るほどに兼ね備えているのは、部隊内の常識と評しても過言ではないのだ。アプローチをする男性だって星の数ほどいるだろう。
「で、私たちの時には、家族とか友達とか、親しい間柄にもプレゼントをしてたの」
 ティアナの内心を知ってか知らずか、なのははあっさりと種明かしをする。
「あ、そうですか――納得できたような、むしろ納得いかないような」
「ふえ?」
「あ、いえいえ。それで、これが贈り物ですか?なんだか、お菓子作りの材料に見えますが」
「チョコレートだからね。よかったら、ティアナも一緒に作る?」
 そう問われたティアナは、一瞬の考慮の後、是非とばかりに首に縦を振ったのだ。
 要約すればお菓子作りに誘われてついてきた、というそれだけの話なのだが――
 実のところ、料理ならまだしも、菓子作りはほとんど経験がない。練習もなく、一回でまともに出来るかが不安だ。
「だいたい、あたしにはあげるアテは今のところないわけだけど」
 まあ、上手くできたら六課の局員に渡せばいいかと思いなおす。ヴァイス辺りに贈れば喜んでくれそうだ。
 手を洗いながら部屋を見渡して、先程から感じていた疑問を口にした。
「そう言えば、フェイトさんはご一緒じゃないんですか?」
「うん、ついさっき緊急で呼び出しがかかっちゃったみたい。夜には戻れそうだから、その時に改めて、かな」
「え、それは申し訳ないですよ」
「大丈夫。たーくさん作るつもりだもの。一度にはできないくらい、ね」
「――なるほど」
 ティアナはテーブルに積まれているチョコレートの山を見て頷く。実に説得力のある台詞だった。バイタリティあふれるティアナの隊長は、プライベートでも全力全開らしい。
「色々作れるけど、ティアナはどんなのがいい?」
 空中に浮き出たウィンドウには、いくつもの画像がちりばめられていて、その種類の多さにめまいがする。
「ママ、これがいい」
 ヴィヴィオが母親の手をひっぱって指をさす姿を微笑ましく思いながら、ティアナは画像とにらめっこを開始した。

    *

 2時間ほどの時間が経過して。ティアナは自分の作ったチョコレートを口の中に放り込んで、ひとつ頷いた。
 予備知識がほとんどなかったために少々の紆余曲折はあったものの、とりあえずはきちんとしたチョコレートが目の前に出来上がっている。高町なのは教官の指導はさすがだった。自分一人だったら、チョコを焦がすなり、いつまでも固まらなかったりと、失敗作が数多くできあがっていたに違いない。「思ったより簡単だ」とこの時は思ったものだが、後日局員に話を聞いて、失敗者が数多くいるのを知ったティアナである。
 隣を見ると、当のなのはは、ヴィヴィオと共にチョコレートの上に絵を描いていた。鼻歌まじりに、しかしもの凄い勢いでデコレーションをしていくその手際の良さは、職人顔負けの技である。
 一方で、楽しそうなその表情を見ると、彼女が自分とあまり年の変わらない女の子なのだということを実感する。
「ん、どうしたのティアナ?」
「あ、いえ。さすがだな、と思いまして」
「お菓子屋さんの娘ですから」
 なのはは朗らかに笑ってヴィヴィオの頭をなでる。
「この子より、もう少し大きくなった辺りからかな。少しずつお店の手伝いをするようになって。この時期には猫の手も借りたいくらいに慌ただしくて」
 彼女は目を細め、懐かしむように遠くを見る。
「――その時は、こういうお仕事をするって、思いもよらなかったよ」
 ティアナは、自分の作った褐色の菓子に、何とはなしに視線を落とす。
 なのはは、実家を継ごうとは思わなかったのだろうか。危険で、大変なことの多い職場よりも――その方が、ずっと彼女に合っていたのではないだろうか。
 そんな思いが頭の中をかすかによぎる。
 思考が知らない内に顔に出たのだろうか。彼女は優しく微笑んで、再び口を開く。
「でもね。私は、本当に恵まれてるって思うんだ。大切な人たちに出会えて、その人たちを手伝うことができて。それから――こうやって、貴女やヴィヴィオと一緒に、お菓子を作れて」
 彼女がそう言うと、名前を呼ばれたヴィヴィオが何事かと顔をあげる。理由もなく微笑みを交わす二人の表情が本当に楽しそうで、それを素直にいいなと思えた。
 自分も、誰かにそんな顔をする日が来るだろうか。昔は――兄が健在だった頃は、彼女たちのような表情を見せていたのかもしれない。では、今は――将来はどうだろう。
 穏やかに笑う自分を想像して、苦笑しそうになる。あまり自分には似合わないような気がした。
「どうしたの?」
「いえ、妙なことを思いついただけです。失礼しました」
「そう?とっても素敵な顔、してたよ」
 上司の指摘に思わず頬をなでまわす。からかっているのかとも思ったが、彼女の優しい視線から察するに、やはり本気らしい。
「えっと、それはきっと――」
 貴女たちが嬉しそうだから。
 そう言おうとして、口をつぐむ。
 そんな率直な言葉を伝えるには、自分は少しひねくれていた。
「――出来上がったチョコレートが美味しかったからですよ」
「そっか」
 無理やりにごまかして言った台詞を、なのははにっこりと微笑んで受け入れた。
「ありがとうございます。誘ってもらって」
「私の方こそ」
 彼女たちの会話に首を傾げるヴィヴィオに、ティアナは自分の皿の上からチョコをつまんで差し出す。
「ヴィヴィオも食べる?」
 まばたきをした後に満面の笑みで勢いよく頷いた少女を見ると、心が温まる気がする。
「ほら、その顔だよ、ティアナ」
 部下と娘のやり取りを見ていたなのはが、楽しそうに笑った。

    *

「たっだいまー。そしてお宝はっけーん!」
「帰ってくるなりそれか!」
 駆け寄ってくるスバルを見て、ティアナは机の上のチョコレートを彼女から遠ざける。
「ああん、ティアのいけずー。なのはさんとお菓子作り、私も行きたかったよー」
「代わりにゲンヤさんやギンガさんにたっぷり甘えてきたんでしょ?それで良しとしなさい」
「それとこれとは別腹だもーん」
「はいはい、ふてくされない。ほら、口開けて」
 幼子のように唇を尖らせる同僚に軽く苦笑して、ティアナは菓子を一粒つまみあげた。
「やたっ、あーん♪」
 チョコレートを口に含んで幸せそうに頬をおさえたスバルは、思い出したように自分の荷物の中から紙袋を取り出す。
「はい、私からのお土産」
「って、いつものチョコポットじゃない。しかもいつもより明らかに多いし」
 呆れた口調で感想を気にすることなく、スバルは元気にティアナに土産を押しつける。
「親しい人にチョコレートをあげる日なんでしょ?だから、愛情大盛りで!」
「――あんたらしいわ。というか、あたしだけじゃ食べきれないんだけど」
「その時は、一緒に消化してあげるよ」
「それが狙いか」
 声を低くして言った指摘に、スバルは軽く舌を出して笑う。調子のよい反応に、ティアナは思わず苦笑した。無論、もともと自分一人で食べるつもりはない。
「でも、今日はティアの愛を堪能しちゃうもんね」
「言ってなさい」
 スバルの言葉にすました顔で答えながら、ティアナは自分が作ったチョコレートをつまむ。甘味と共に、香ばしい匂いが口内に広がった。
「わわ、やめてー!私の分が減っちゃう!」
「んな焦らなくたって、すぐになくなったりはしな――こら、もっと味わって食べなさい!」
「むー!ほっぺたひっぱらにゃいでー!」
 にぎやかな声を響かせ、ほのかなチョコの匂いを漂わせながら――
 二人の休日の夜は、ゆるやかに過ぎていった。






5件のコメント

[C339]

更新お疲れ様です。
久しぶりに一番乗りです。いいことあるかも。

そうか、もうそういう季節でしたね。
なのはさんからのチョコ欲しいなぁ。
機動六課の隊員ならもらえるかもしれないが、あの訓練には耐えれないだろうな(汗
しかし、バレンタインの話があるということは来月はもちろんあれですよね?楽しみです。
それにしてもティアをみるの初めて(?)いや、ひさしぶりのような・・・
  • 2009-02-09
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更新分読みました。一色十色です。
やはりこの時期はバレンタインSSにかぎりますね~。まぁ、去年の私は何を血迷うたか豆まきSSを書いていましたが。
とはいえ、ティアナさんには是非ヴァイス氏にツンデレ満載で渡して頂きたかったのですが、それは脳内妄想で補充します!

「あ、余ったから渡すだけで、ヴァ、ヴァイス陸曹のことが好きだとか、そんなんじゃないんですからね!」

という感じに。

次回の更新も、楽しみです!
  • 2009-02-09
  • 一色十色
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>ガイスターさん
一番乗りありがとうございます。
そうですよね、なのはさんにお近づきになるには、あの訓練を乗り越えなければいけないんですよねー。
その先にも金髪の美少女が立ちはだかってますし。いやそれはそれでいいことで(バリバリバリ)!

来月は男性が頑張る番ですね。ひょっとしたらご想像通りのエピソードになるかもしれません。
彼が平穏に過ごせますように(笑)。


>十人十色さん
バレンタインですよねーといいつつ、今年のは随分と甘さ控えめなわけですが(笑)。
節分、素敵じゃないですか!むしろそれでザフィーラが(略)。

ティアナとヴァイスは結構いい関係ですよねー。
そんなに可愛く渡されたら、本当に男女の関係が始まってしまうかもしれません(笑)!
スバル「と、とっちゃダメー!」

[C342]

作者さん、こんにちは。

バレンタイン小説、読みました。最初に、ビターな味わいがして、後から甘い味がしてきた素敵なバレンタイン小説(チョコ)を有難うございます。後、さすが、なのははパティシエの娘だけあって良い腕ですね。最後に、これからも頑張ってください。
  • 2009-02-14
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>ランスロットさん
ありがとうございます。
去年が徹頭徹尾あまーい話だったので(笑)、今年は違う雰囲気のものを書いてみました。
なのはさんは男らしいところが強調されがちですが、こういう母性も彼女の魅力かなと思います。

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鳳 珠志

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ごあいさつ
ことの葉インフォメーション
■長編
 ・魔法少女リリカルなのは -PS-
   第1話 (1) (2)
   第2話 (1) (2)
   第3話 (1) (2)
   第4話 (1) (2)
   第5話 (1) (2)
   第6話 (1) (2)
   第7話 (1) (2)
   第8話 EP
 ・白雪の舞う空
  (1) (2)

■短編
 ・桜の咲く季節
 ・少年少女の主張
  (1) (2) (3) (4)
 ・守護獣ザフィーラの日常
  (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
  (11) (12) (13) (14) (15)
  (16) (17) (18) (19) (20)
  (21) (22) (23) (24)
 ・守護獣ザフィーラの日常 Sts
  (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
  (11) (12) (13)
 ・守護獣ザフィーラの任務
  (1)
 ・打ち上げ花火
 ・あの子になりきり!
 ・リーダーへの道
 ・あだなをよばせて
 ・深夜のたたかい
 ・サンタの住む場所 - 23日 -
 ・サンタの住む場所 - 24日 -
 ・サンタの住む場所 - 25日 -
 ・芸術の新春
 ・決戦前の共闘
 ・なのラジ - ことの葉放送局 -
  (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
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 ・琥珀色の安らぎ
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