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[C33] 2007年お疲れ様でした!

Stsが終わった年が過ぎ去って……
続編でないかなあ……。さびしーなー(ぇ
今年も、といっても半年前からのここ通いなのでなんとも言えませんが、来年も、ということでしたら遠慮なく!


忘れることに否と首を振ったところで
ついぞ過去は薄らぐのみ
ならば、ただその時を鮮烈に想うことだけが
今の一番先頭に立つ、私のすべきこと。


来年もよろしゅうたのんますねえ(^^
  • 2007-12-30
  • もっち
  • URL
  • 編集

[C35] ありがとうございました

>もっちさん
 書いているうちに年が明けてしまいました(笑)
 あけましておめでとうござます。
 本当、さびしいですよね。続編出て欲しいです(笑)。
 活動は、今年も続けていこうと思いますよー。

 過去は薄らいでしまうけれど、
 その積み重ねで現在があることもまた確か。
 やはり、していたいことは、今を頑張ることですよね。

 今年もよろしくお願いいたします!

[C36] あけでとお!

年が変わった瞬間にいろんなサイトを巡っている私は暇人なんでしょうかね……

ってなわけであけましておめでとう。
今年もよろしゅうたのんます!
お互い今をがんばりましょ
  • 2008-01-01
  • もっち
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  • 編集

[C37] お返事遅れました……

>もっちさん
 改めまして、あけましておめでとうございます。
 申し訳ありません、年始は久々にPCに触らない生活を送っていました……
 年末年始のサイトめぐり、いいじゃないですか(ビシィ)!
 きっと皆様、何かと更新されていたのではないかと思います。

 と言いつつ、当サイトはマイペースの方向で頑張りまーす。

[C172]

八神家らしい騒動ですね・・・
いつの日か、ヴィータがグラーフアイゼンで肩叩きをする日来るのでしょうかね?でもその前に、シグナムがレヴァンティンで焼餅を作るのでしょうか?八神家新年隠し芸大会とかいって、ね。そして、いつかは風呂焚きも・・・

[C189]

>??さん
デバイスの平和利用ですね(笑)。
いっそその使い方も、戦いに比べれば、デバイスは喜ぶかもしれませんね。
騎士らしくはないですが……

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守護獣ザフィーラの日常 (14)

 晴れ渡る空。冷たく透き通った空気。
 普段なら穏やかである八神家の休日は、午前から家中が大騒動だった。
 時は大晦日。日々の区切りらしいこの日、私たちも世間にならって、一年のすすを払っていた。
 普段から(主として主はやてとシャマルが)掃除をしているものの、人が住めば、あらゆる所に汚れやほこりはたまる。家族総出で行う掃除は、家事というよりはイベントごとのようで、特にヴィータやリインフォースⅡは、面倒くさがるどころか楽しんでいるようだった。
「ごみもまとめ終わって――はい、これにて大掃除終了!お疲れさんや」
 主はやての声に、私たちは歓声をあげ、家の中を見渡す。達成感が心地よく、私は大きく伸びをした。
 とはいえ、大晦日に行うべきことは、これだけではない。一休みした後、主殿は守護騎士たちを見渡しながら薄紅色の唇を開く。
「次は――お餅の準備をしよか」
 その言葉に、全員が――特に年少組が元気よく返事をした。
 家で、餅つきをする。そう決まったのは、わずか三日前のことだった。
 何とはなしにヴィータが言った「雑煮が食いたい」の一言がきっかけであり、その頃には全くそれらしい設備が八神家にはなかったのだが――
 どこからともなく餅つき用の臼と杵が用意され、その横では蒸し器からもち米の匂いが漂っている。
 この主殿の手際の良さにはただ唸るほかない。
 見る間にもち米がセットされ、餅つきの手筈が整った。
「さ、ザフィーラの出番よ」
 シャマルに唐突に振られた台詞の意味が分からずに首を傾げると、シグナムが補足をする。
「餅をこねるのは力のいる仕事らしい。それに、お前やヴィータは、以前町内会の餅つきにも参加していただろう?」
 む、そうか。
 確かに、まずは経験者が先陣をきるのが常。
 私は見ていただけ(なぜなら獣姿だったからだ)で、ヴィータも少々杵を振った程度だったが、それでも少しは知っているつもりである。
 ヴィータは杵をかかえ、私は人型のまま臼の傍に腰をかがめた。
「えっと、確か、まずは米をつぶすんだよな――」
 朱色の髪の少女は、記憶を反芻するように呟きながら、ぐりぐりともち米をこねまわす。その作業にしても結構な力技のはずなのだが、鉄槌の騎士は苦ともせずに、臼の中の米を餅らしくしていく。
「さすがヴィータちゃん、ハンマーの使い方はお手の物ね♪」
「いっそアイゼンでやったら、もっと手際がいいのではないか」
「……てめえら、一緒にこねるぞ」
 年長組の茶々に半眼でにらみ返しながら、ヴィータは杵を振り上げた。
「じゃあ、そろそろいくぜザフィーラ!」
 木のハンマー状の道具が餅を叩く。ぺたん、と、柔らかいものにぶつかる音がした。
 私はそれに応じるように、水に入れた後の手で餅をこねる。
 ぺったん。こね。ぺったん。こね。
 ドン。こね。ドン。こね。
 ズドン。こね。ズドン!――
「……待て、ヴィータ。強すぎだ」
「あ?……強い方がいいんじゃねーのか?」
 む、そう言えばそうだったろうか。
 確かに強くこねた方が、歯ごたえやコシがありそうな気もする。
「では、籠手を着けてもいいか?」
 今の勢いでまかり間違うと、私の手が餅と同化しかねない。
「駄目よ、ザフィーラ。戦いで使うものを調理中に身につけるなんて」
 シャマルが慌てて私の言動を注意する。先程、将が、ヴィータに愛用の鎚を使うよう推奨していた気がするが――まあ、理屈はもっともだった。
「ヴィータ、ぺったんいうくらいがちょうどいいんよ」
 はやてが苦笑しながら助け船を出す。ヴィータは主の言葉に素直に従って、餅つきを再開した。
 ぺったん。こね。ぺったん。こね。
 だんだんと勝手が分かってきて、リズムが一定になってくる。
 軽快な音に触発されたのか、リインが人間サイズになって近づいてきた。
「リインもやりたいですぅ!」
「仕方がねーな」
 二人場織のようにして、杵を握るヴィータとリイン。その姿は確かに姉妹のようで微笑ましい。
「「せーの!」」
 二人は勢いよく杵を振り上げて、餅に向かって叩きつける。
「よーし、もう一回!」「ですぅ!」
 再び、突き上げんばかりに杵を振り上げた、その時。
 白いものが、上空へ舞い上がった。
「とっ……」
「飛んだ!?」
 そう叫んだのは誰だっただろうか。
 杵をあげる勢いがよすぎたのか、はたまたこねる水が足りなくて、餅の粘りがよすぎたのか。
 信じがたいことに、餅がサッカーボールか何かのように宙を飛んでいる。
「くっ」
 その異常事態にいちはやく反応したのはシグナムだった。
 落下点に走り込んでスライディング。
 地面に落ちそうになる餅を両手で見事にキャッチする。
「ナイスキャッチ、シグナム!」
 駆け寄った私たちに、シグナムは振り向く。
 透き通るように白く、整った顔を、彼女は何故だか赤く染めて――
 餅を、そっと私に手渡した。
「ん?――あつぅあ!」
 私は珍妙な叫び声をあげて、餅を手放しそうになり、慌てて支える。
 先程までは、こねるにしても一秒に満たないことだったから、忘れていた。
 蒸したてのもち米だから、それはもう熱い。熱湯の塊を持っているような、そんな熱さだ。
 パス!
 私は目で訴えるが、守護騎士たちは一斉に首を振る。それはそうだ、好んで手に火傷を負いたい者はいまい。
「シャマル、旅の鏡や!」
「え、あっ!ザフィーラ、下に落として!」
 主はやての声にシャマルが反応し、私の下で転移の扉を開く。
 すぐさま手放した餅は、その空間に向かって落ちていき――
 くぐりきらずに、シャマルの手の甲に落ちた。
「あっつうぃ!?」
 金髪の女性は妙に色っぽい声で叫ぶ。少々転移の穴が小さかったようで、彼女は慌てて穴を広げ、餅を転移させる。
「あかん!転移先がちゃう!」
 主殿の慌てた声に振り向くと、旅の鏡の穴は、臼から五メートルほどずれた上空にぽっかりと空いている。集中力が乱れたせいだろう、と納得はしたが、いまだ危機を脱していないことを悟って、我々は再び走り出す。
 そしてほぼ同時に、餅が落下してくるのが見えた。
「あわ、あわ、きゃっちです!」
「いや、任せろリイン!」
 いち早く真下にたどり着いたリインが慌てたように手を広げ、それをヴィータが押しのける。
 手に持つ杵をバットか何かのように振りかぶった。
「あたしのハンマー技術は、管理局一だあぁぁっ!」
 雄たけびをあげながら、ヴィータは落下する餅を迎えうつ。弧を描いた杵の先は、餅にジャストミートし――
 砕け散ることなく臼の中におさまった。
 その瞬間八神家ではものすごい喝采が起こった、としばらくの間近所で評判になったが、その理由を、我々以外の人間は知らない。

    *

「はふ、あふっ、とってもおいしーですぅ」
 リインは、主殿から口に入れてもらったあんころ餅をほうばって、満足そうな声をあげる。
「ほら、次はヴィータや。あーんして」
「え、あ、あーん」
 少し照れながら、ヴィータは大きく口を開け、主はやてがそこに小さめの餅を放り込む。その熱さに大声をあげながらも、赤髪の少女は嬉しそうに笑った。
「後は、おせちを詰めて、おそばを食べて、テレビを見てから除夜の鐘を聞いて――」
「慣れたものだな」
 指折り数えるシャマルに私が感心半分で(もう半分は言うまでもないだろう)言うと、彼女はにっこりと微笑んで応じる。
「それはもう。今年最後の日なんだもの、目一杯満喫しないと、ね」
 一年が、終わる。
 そもそも、日々の時間は常に失われ、とりかえすことは出来ないものだ。
 しかし改めて振り返ると、一抹のものさびしさを感じた。
「今年も、これで終わりなんですね――」
 シグナムが、私の気持ちを代弁するかのように呟く。主はやてが、餅を作りながらも、柔らかに唇を緩ませた。
「そうやな。今年も色々あったけど――無事に過ごせて、皆と一緒にいられて。ええ年やったな」
 ヴォルケンリッターは、主の言葉に戸惑いなく頷く。
 無論、いいことばかりだったわけではない。しかし概ね良い年だった。それは断言できる。
「ちょお早いけど――今年もお世話になりました」
 主殿は、そう言って我々に頭を下げる。昔は戸惑っていた私たちだが、今回はすぐに応じることができた。
「我々こそ。お世話になりました」
 過剰なほどにかしこまった挨拶。家族という間柄でいけば照れくさいようにも感じるし、主従関係で言うなら恐縮するほかないやり取りである。
 一方で、感謝を言葉にするという儀式は、近しいものにこそ必要なのかもしれない、とも思った。
 その気持ちに、慣れてしまわないように。あるいはそういう意味があるのかもしれない。
 私たちは、示し合わせたかのように礼をする。
 続きの言葉は、綺麗に一致して、八神家の庭に響いた。

「来年も、よろしくお願いします」






6件のコメント

[C33] 2007年お疲れ様でした!

Stsが終わった年が過ぎ去って……
続編でないかなあ……。さびしーなー(ぇ
今年も、といっても半年前からのここ通いなのでなんとも言えませんが、来年も、ということでしたら遠慮なく!


忘れることに否と首を振ったところで
ついぞ過去は薄らぐのみ
ならば、ただその時を鮮烈に想うことだけが
今の一番先頭に立つ、私のすべきこと。


来年もよろしゅうたのんますねえ(^^
  • 2007-12-30
  • もっち
  • URL
  • 編集

[C35] ありがとうございました

>もっちさん
 書いているうちに年が明けてしまいました(笑)
 あけましておめでとうござます。
 本当、さびしいですよね。続編出て欲しいです(笑)。
 活動は、今年も続けていこうと思いますよー。

 過去は薄らいでしまうけれど、
 その積み重ねで現在があることもまた確か。
 やはり、していたいことは、今を頑張ることですよね。

 今年もよろしくお願いいたします!

[C36] あけでとお!

年が変わった瞬間にいろんなサイトを巡っている私は暇人なんでしょうかね……

ってなわけであけましておめでとう。
今年もよろしゅうたのんます!
お互い今をがんばりましょ
  • 2008-01-01
  • もっち
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  • 編集

[C37] お返事遅れました……

>もっちさん
 改めまして、あけましておめでとうございます。
 申し訳ありません、年始は久々にPCに触らない生活を送っていました……
 年末年始のサイトめぐり、いいじゃないですか(ビシィ)!
 きっと皆様、何かと更新されていたのではないかと思います。

 と言いつつ、当サイトはマイペースの方向で頑張りまーす。

[C172]

八神家らしい騒動ですね・・・
いつの日か、ヴィータがグラーフアイゼンで肩叩きをする日来るのでしょうかね?でもその前に、シグナムがレヴァンティンで焼餅を作るのでしょうか?八神家新年隠し芸大会とかいって、ね。そして、いつかは風呂焚きも・・・

[C189]

>??さん
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騎士らしくはないですが……

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ことの葉インフォメーション
■長編
 ・魔法少女リリカルなのは -PS-
   第1話 (1) (2)
   第2話 (1) (2)
   第3話 (1) (2)
   第4話 (1) (2)
   第5話 (1) (2)
   第6話 (1) (2)
   第7話 (1) (2)
   第8話 EP
 ・白雪の舞う空
  (1) (2)

■短編
 ・桜の咲く季節
 ・少年少女の主張
  (1) (2) (3) (4)
 ・守護獣ザフィーラの日常
  (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
  (11) (12) (13) (14) (15)
  (16) (17) (18) (19) (20)
  (21) (22) (23) (24)
 ・守護獣ザフィーラの日常 Sts
  (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
  (11) (12) (13)
 ・守護獣ザフィーラの任務
  (1)
 ・打ち上げ花火
 ・あの子になりきり!
 ・リーダーへの道
 ・あだなをよばせて
 ・深夜のたたかい
 ・サンタの住む場所 - 23日 -
 ・サンタの住む場所 - 24日 -
 ・サンタの住む場所 - 25日 -
 ・芸術の新春
 ・決戦前の共闘
 ・なのラジ - ことの葉放送局 -
  (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) (9) (10)
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 ・感謝をあなたに
 ・琥珀色の安らぎ
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