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[C354] 再開万歳!

更新分読みました。一色十色です。
相変わらずの良作でした。中学生に上がることでなのは達との距離を感じていくアリサ。やはり仲の良い友達と距離が出来るのは複雑なのだと思います。

ですがそれ以上に私の心を動かした言葉は、すずかの同じクラスじゃないのは寂しいという台詞でした!
アリすず万歳!

次回の更新も楽しみにしてますね!
一色十色でした!
  • 2009-04-27
  • 一色十色
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[C355]

久しぶりの更新おつかれさまです、管理人様。

私も中学校に入った時はこんなことを感じていたのだろうか…まあ、感じていなかったでしょうね。
それにしても、二人は仲良しを越してラブラブだなあ。

次回の更新も楽しみに待ってます。
  • 2009-04-27
  • ガイスター
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[C356]

>十人十色さん
お久しぶりです。早速のコメントありがとうございます!
もちろんなのフェも大好物(笑)ですが、アリすずも大好きですっ。
魔法少女でない二人は、こういうふとした瞬間に、やっぱり寂しい思いをしていたのではないかなと思います。
すずかみたいな一言はなかなか恥ずかしくて言えないわけですが(笑)、素直な気持ちは大切ですよね。
次回も頑張りますっ!

>ガイスターさん
お久しぶりです&即日コメントありがとうございますっ!
私の場合は、かなり後になってからふと振り返って、アリサたちと似たようなことを考えたように思います。
彼女たちは、やっぱり大人びているということで(笑)。
そして、中学生になった彼女たちは、照れるだけの関係ではありませんよっ。

[C357]

管理人さん、復活おめでとうございます。

このSSの中でアリサが考えていた事は、僕が学校で考えていた事でもあり、いつもより深く楽しむ事が出来ました。最後に、現在受験生である僕にとってここのSSは数少ない娯楽の1つですので、頑張ってください。
  • 2009-04-28
  • ランスロット
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[C358]

>ランスロットさん
お久しぶりでございます。コメントありがとうございますっ!
進路が友達と違ってしまうと、やはり寂しくなりますよね。
それにしても、受験生ですかー。
大変かと思いますが、息切れしないように、程良く気分転換しながら乗り切ってくださいなっ。

[C359]

久しぶりのSS、とても楽しく読ませていただきました。

小学校の頃の仲良しグループのうち三人が異世界に行って仕事をしている、となれば
寂しくなっちゃいますよね…。
でも、アリサとすずかならきっとそんな寂しさも乗り切っちゃうと思います。
二人とも強い子ですし、もはやラブな関係ですから!

むしろアリサとすずかが仲良くなりすぎて、久しぶりに会ったなのは達が
疎外感を感じる…なんて事がありそうな気も…w
  • 2009-04-29
  • 九狸
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[C360]

>九狸さん
お久しぶりでーす&ありがとうございます!
やっぱり、寂しいですよね。帰りを待っている側は特に。
九狸さんのおっしゃる通り、きっとアリサ&すずかは、お互いのラブ(笑)で、こういう時も乗り切ったんじゃないかなと。
あとはなのは達への信頼でしょうか。

>むしろアリサとすずかが仲良くなりすぎて~
ですねー。なのはとフェイトは、自分たちのことを棚に上げて(笑)寂しがりそうです。

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夜まではまだ少し

「じゃあ、バイバイ、アリサさん」
「ん、また明日ね」
 にこやかに去るクラスメイトを笑顔で見送った後、アリサ・バニングスは軽く息を吐く。4月の風が緩やかに吹いて、彼女のライトブラウンの髪を揺らがせた。
 今春、彼女は中学生になった。
 入学式が終わってまだ間もない時期だが、少し難易度の上がった教科書はなかなかに興味深かったし、新たに出会った学友とも仲良くできそうである。
 そして、小学校とは一風違うのが、放課後の活動だ。
 グラウンドに目を向けると、多くの生徒が部活動に精を出している。あるものは白球を投げ、あるものはボールを朱色がかった空に蹴りあげ、その光景をトランペットやフルートの音が包む。まるで運動会の準備をしているような賑やかな雰囲気に、アリサの気分は自然と高揚した。
 アリサは他の新入生と同様、部活動選びのために、幾つもの部活を見学してきたところだ。
(テニス部が一押し、かしら。ううん、陸上も捨てがたいわね。いやいや、泳ぐのも楽しそうだし、合奏っていうのも面白そう――)
 首をひねりながら昇降口に向かうと、待ち合わせていた少女がちょうど靴を履き替えているのが見えた。
「すずか、見学どうだった?」
 アリサの呼びかけに、声をかけられたその少女は、青味がかった艶やかな長髪を揺らがせて、柔らかに笑う。
「うん、どの部活も楽しそうだったよ」
「そっか」
 演劇部は短い劇を見せてくれた、科学部は先輩がユニークだった、エトセトラ、エトセトラ。アリサたちは、自分たちが見てきた部の情報交換をしながら、校内を歩く。
 ジャージ姿の生徒が、すれ違いざまにすずかに手を振り、彼女はそれに会釈で応じた。恐らく見学先の部活の先輩だろう。
「人気者じゃない」
「そ、そんなことないよ」
 アリサの冷やかしに、少女は夕陽の中でも分かるくらいに顔を赤らめる。控え目な性格の彼女の言葉は、明らかに謙遜だとアリサは思う。抜群の運動神経、チームワークもこなせる協調性に頭の良さ。彼女の外見といい中身といい、すずかを歓迎しない部活があるとは思えない。
「あんたが色んな部活から引っ張りだこになる未来が見えるわ」
「もう。アリサちゃんだって、皆に誘われてたんじゃないの?アリサちゃんの周り、同級生も先輩もたくさんいたみたい」
「はじめはね、あたしみたいな声の大きい人が目立つものよ」
「私は、アリサちゃんが黙っていても見つけちゃうけどね」
「それはお互い様」
 悪戯っぽく言ったすずかの台詞に、アリサも素知らぬ顔で返事をする。それから、彼女たちは顔を見合せて笑い合った。
「私は、今のところ陸上部か文芸部、かな。アリサちゃんは?」
「ん――何て言うか、ピンとこないのよね」
「そっか。なのはちゃんたちはどうするのかな」
「ま、適当な部活に入るんでしょうね。そうでなければ、無所属を認めてもらうか」
「うん……忙しいもんね、3人とも」
 すずかは淡く微笑んで夕暮れの空を見上げる。アリサも何とはなしに上を向いて、小学校から連れ添っている少女たちの顔を思い浮かべた。
 なのは、フェイト、はやて。自分たちと同じ、今年中学生になったばかりの彼女たちは、ここではない世界で、既に社会人として仕事をこなしている。今日も、HRもそこそこに、部活見学をすることもなく下校していった。時期によっては授業ですらままならない彼女たちに、部活動を行うほどの時間の余裕は、恐らくない。
 自分は、どうだろう。何か、やりたいことはあるのだろうか。
 今日見廻ってきた部をそれぞれ思い返して、眉にしわが寄るのを自覚した。
 どれも興味はある。打ち込んだら楽しいだろうという予感もある。
 だけど、自分が見知らぬ人の輪の中に入っていく姿が、いまいち想像できない。
 理由は分かっていた。
 アリサにとっての集まりと言えば――更に言うなら、同世代のグループは、ひとつしか想像できなかったからだ。
 それは、小学校からの同級生たち。
 なのは、フェイト、はやて、そして隣を歩くおしとやかな少女。
 他のグループに所属するということは、つまり彼女たちの縁が遠くなるということと同じ意味だ。
 大げさかもしれないが、自分たちはまた一本、別の離れた道を歩いて行く。
 それは、きっと寂しいことだ。
 そして。
 いずれは避けられない、仕方のないことだ。
 我知らずため息が口をついて、アリサは慌てて唇を引き締める。しかし敏い友人は、小首を傾げながら視線を向けてきた。
「どうしたの、アリサちゃん?疲れた?」
「まあね。新しいことだらけだし」
「そうだね。私もまだちょっと慣れないかも。それに」
 すずかは、眉をよせてかすかにうつむく。長いまつげが、大きな目を隠すように覆い、彼女自身の感情を表すように小さく震えた。
「やっぱり、皆と――アリサちゃんと違うクラスなのは、寂しいよ」
 その言葉に、アリサは息をのむ。
 それは多分、ごく当たり前の台詞のはずだった。
 自分だって、ちょっと前だったらきちんと口にしていたはずの内容だった。
 嫌なことは、嫌だ。
 それを考えることと、駄々をこねることは、同義ではない。
(全く――あたしらしくもない)
 アリサは、自分の唇が自然に緩むのを感じる。
 「仕方がない」なんて呟いて、落ち込むくらいなら。
 他に、いくらでもやるべきことはあるだろうに。
「あんたは、やっぱりすごいわ」
「え?」
「何でもない」
 会話をにごすアリサに、すずかは再び首を傾げる。しかしアリサの表情を見て安心したのか、すぐに目を細めて口元を緩めた。
 今更ながら、よく出来た友人だと思う。
 離れたって、それで友情が途切れるわけではないだろうが、それでも。
 やっぱり、彼女たちと。
 すずかと、一緒にいたかった。
 明日の見学は、すずかやなのはたちと一緒に回ろうか。いやそれより前に。
 今一緒にいるこの時間を、もっと楽しく。もっと特別に。
 アリサはすずかの手を取る。
 目を瞬かせるヘアバンドの少女に、アリサはにやりと笑って見せた。
「ね、すずか。今からどこかに遊びに行こう。駅前に行って、本とかぬいぐるみとか見てさ」
 小さく開いていたすずかの唇が、ゆっくりと三日月をかたどって。
 彼女の手が、優しく柔らかく、しかし確かな手ごたえで握り返してきた。
「この前アリサちゃんが話してた、アンティークショップに行きたいな」
「オーケー」
 アリサは明るく答えて、携帯電話を取り出す。
 確か、校則では寄り道は禁止だったか。いやなんの、いざとなれば一度着替えてもいい。どちらにしろ、迎えのお願いをする予定だったのだ。代わりに私服を持ってきてもらおう。
「アリサちゃん、なんだか楽しそう」
「あったりまえじゃない。あんたと一緒なんだから」
 彼女たちは、内緒話をするかのように顔を近づけて、小さく笑い合った。
 ソフトボールの打球音が響いて、追いかけるように歓声が上がる。
 それは広がろうとする夜の帳を押し戻すかのように、春の空に広がった。






7件のコメント

[C354] 再開万歳!

更新分読みました。一色十色です。
相変わらずの良作でした。中学生に上がることでなのは達との距離を感じていくアリサ。やはり仲の良い友達と距離が出来るのは複雑なのだと思います。

ですがそれ以上に私の心を動かした言葉は、すずかの同じクラスじゃないのは寂しいという台詞でした!
アリすず万歳!

次回の更新も楽しみにしてますね!
一色十色でした!
  • 2009-04-27
  • 一色十色
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[C355]

久しぶりの更新おつかれさまです、管理人様。

私も中学校に入った時はこんなことを感じていたのだろうか…まあ、感じていなかったでしょうね。
それにしても、二人は仲良しを越してラブラブだなあ。

次回の更新も楽しみに待ってます。
  • 2009-04-27
  • ガイスター
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[C356]

>十人十色さん
お久しぶりです。早速のコメントありがとうございます!
もちろんなのフェも大好物(笑)ですが、アリすずも大好きですっ。
魔法少女でない二人は、こういうふとした瞬間に、やっぱり寂しい思いをしていたのではないかなと思います。
すずかみたいな一言はなかなか恥ずかしくて言えないわけですが(笑)、素直な気持ちは大切ですよね。
次回も頑張りますっ!

>ガイスターさん
お久しぶりです&即日コメントありがとうございますっ!
私の場合は、かなり後になってからふと振り返って、アリサたちと似たようなことを考えたように思います。
彼女たちは、やっぱり大人びているということで(笑)。
そして、中学生になった彼女たちは、照れるだけの関係ではありませんよっ。

[C357]

管理人さん、復活おめでとうございます。

このSSの中でアリサが考えていた事は、僕が学校で考えていた事でもあり、いつもより深く楽しむ事が出来ました。最後に、現在受験生である僕にとってここのSSは数少ない娯楽の1つですので、頑張ってください。
  • 2009-04-28
  • ランスロット
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[C358]

>ランスロットさん
お久しぶりでございます。コメントありがとうございますっ!
進路が友達と違ってしまうと、やはり寂しくなりますよね。
それにしても、受験生ですかー。
大変かと思いますが、息切れしないように、程良く気分転換しながら乗り切ってくださいなっ。

[C359]

久しぶりのSS、とても楽しく読ませていただきました。

小学校の頃の仲良しグループのうち三人が異世界に行って仕事をしている、となれば
寂しくなっちゃいますよね…。
でも、アリサとすずかならきっとそんな寂しさも乗り切っちゃうと思います。
二人とも強い子ですし、もはやラブな関係ですから!

むしろアリサとすずかが仲良くなりすぎて、久しぶりに会ったなのは達が
疎外感を感じる…なんて事がありそうな気も…w
  • 2009-04-29
  • 九狸
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[C360]

>九狸さん
お久しぶりでーす&ありがとうございます!
やっぱり、寂しいですよね。帰りを待っている側は特に。
九狸さんのおっしゃる通り、きっとアリサ&すずかは、お互いのラブ(笑)で、こういう時も乗り切ったんじゃないかなと。
あとはなのは達への信頼でしょうか。

>むしろアリサとすずかが仲良くなりすぎて~
ですねー。なのはとフェイトは、自分たちのことを棚に上げて(笑)寂しがりそうです。

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Author:鳳 珠志

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■長編
 ・魔法少女リリカルなのは -PS-
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   第2話 (1) (2)
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   第8話 EP
 ・白雪の舞う空
  (1) (2)

■短編
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  (1) (2) (3) (4)
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 ・守護獣ザフィーラの日常 Sts
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